“医者は金持ち”って本当? 現役医師が語るお金と時間のリアル

雑記
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こんにちわ。わさび大福です。

好きな食べ物はカレーです。特にマトンカレーが好きです。

今回は一般的に考えられる医師の給料は高いのか、について考えていきます。

給料としては恵まれていると思います

これは数字だけを見ただけのものです。

ここまでたどり着くためにどのくらいのお金、時間、労力を重ねているのか。

それを知っていただき、本当に医師が給料が高いのかを考えます。

医師の給料は高いのか

医学部に行くまで

まず医師になるためには医学部に行かなくてはいけません。

弁護士は試験にさえ受ければいいですが、医師は少なくとも6年間の大学通学が必須となります。

第一関門としてはまずその医学部に行かなくてはいけません。

国立か私立かによって変わりますがいずれにしても合格倍率は高いです。

国立だと前期で2~10倍、後期で15~40倍。全体としては5.3倍。

私立だと前期で5~90倍、後期で25~130倍。全体としては15.2倍

になります。私立の方が高いのは同年で複数個所の受験が可能だからです。

全ての大学での倍率が

国公立 2.5倍

私立 3.1倍

というデータがありました。

2025年一般選抜結果&2026年入試速報 より引用

例えば東京大学すべての学部で合わせると3.1倍ほどになります。

別の学部を狙っていれば東大なんて行ける、なんて曲解はしないでください。

とにかく狭き門であることは分かりますでしょうか。

1年で大学に合格しない人も多数おります。私もそうでした。

そのためには浪人し、予備校に行き勉強をします。

学費が大手予備校で80万円、医学部専門ですと100~800万円かかります。

このあたりは親に感謝していくしかないですね。

これが1年で終わる人もいますし、3年くらいまでは多数います。

私立ですと7年かかった、みたいな人も1学年に1人いたりします。

現役が48%、1年浪人37%、2年浪人9%、3年浪人以上6%。

医学部以外の一般大学を比較でおいておきます。

これも一般大学が現役70%以上から比べると厳しい状況が見えてきます。

そこから無事合格したら入学金がかかります。

国公立282000円、私立100~200万円となり大学ごとに異なります。

医学部を卒業するまで

医学部は6年あります。そして当然ですが授業と試験があります。

授業料も国立、私立で差が出てきます。

年間の授業料で

国公立535800円 私立200~600万円

私立は具体的には以下をご参照ください。

私立大学 学費ランキング | 医学部比較ランキング | 医学部受験ラボ

6年間、病院実習期間を除いて授業もみっちり入っています。

病院実習期間も大学によって異なり1~2年と差があります。

在学中は毎年試験があり合格しなければ留年します。

学校によっては変わりはしますが全く留年せずにそのまま卒業する人は6-7割程度になります。

3割の人が1度は留年をしております。

6年で卒業する人もいれば10年近くかけて卒業する人います。

留年すればもちろんそれだけ授業料がかかります。

医師になってから

医師になったらまず研修医となります。

研修は各病院で行い、自分の希望する病院の採用試験を受けます。

ざっくりと大学付属病院と一般病院(市中病院)へと分かれます。

分かれてもやることは同じで研修医は初期、専門に分かれてだいたい5-8年となります。

初期研修医である2年間は各科を回り、知見を広げつつ、最終的に何科に進むのかを考えるのです。

これが終わると保険医として働けるようになります。

保険医とは

保険診療を行える医者のこと。通常診療を受けてその請求は3割は自己負担、7割は保険料から出ています。その7割を出してもらえるような診療をする医師のことです。つまりは普通にイメージする医者です。

専門研修医は科を決めその専門医を取得するために必要な科をローテートします。

これは専門によっても異なりますが3~5年といったところでしょうか。

必要なことは科によっても変わりますが、最後に試験があります。

試験に合格すると専門研修医が終わりはれて〇〇科の医師です、と名乗れるようになります。

大学病院と一般病院でなにが違うのかというと

いろいろ違いますが今回の趣旨の給料が異なります。

大学病院で年収300万円、一般病院で年収500万円くらいです。

初任給25万円、40万円といったところです。

その後は人それぞれになります。

そのまま大学病院で研鑽しさらなる専門医取得、教授を目指していく医師。

一般病院でも研鑽を積みながら専門医取得、ないしは現状維持をしていく医師。

開業する医師。

自由診療を始める医師。

海外へ留学する医師。

そして当然勤務先は動いていきます。

大学病院で10年やって開業。一般病院から大学病院へ。いきなり自由診療。

そこは一部を除いて個々人にゆだねられています。

    年収    
大学病院約600万円
一般病院約1500万円
開業医約2500万円
自由診療???

上記は大体の年収を提示しております。もちろんもっと少ない人もいればもっと多い人もいます。

一般的に忙しさとしては大学病院>一般病院>>>開業医になります

自由診療は幅も広く従事したことがないので私は分かりません。

給料取りすぎだろう!金持ちめ!

というのは開業医を見ての発言で

わさび大福
わさび大福

給料なんてわずかです。

と言っているのは大学病院の医師です

そりゃあ話が食い違います。

大学病院医師はその給料だけではやっていけないので

多くがバイトをしています。これはまた別の機会で説明させていただきます。

開業医の給料高すぎと思う方もいるかと思います。

でも開業ってサラリーマンで言えば起業、独立と同じかと思います

機材も高額なものが高く、借金をして開業をします。

例えば内視鏡500万円、レントゲン装置200万円くらいかかります。

あとは棚やらベッドやらになるんですが「医療用」と名前が付くだけでなんでも高くなります。

こんなんNITORIで半額くらいでしょ

リスクをおって成功するかどうか分からないものに手を出しているため

ある程度の高収入が望めるのは当たり前ではないでしょうか

私のリアルな学費

医師になるのに最安であれば国立で

入学金28万+授業料53万×6=346万

で医師になれます。特待生制度や奨学金制度を使用すればもっと安くなります。

逆に浪人、留年を繰り返すようであればいつでまでも医師にはなれません。

ちなみに私は浪人1回、私立、留年1回をしている駄目駄目なので

浪人100万+入学金100万+授業料300万×7=2300万

かかっております。

ただこの金額は決して珍しいものではないです。

そして実際には初年度は多くとられるのでもっとかかります。

私の場合大学病院で研修、その後しばらく大学病院にいましたので

大学からの給料で使った分を稼ぐとなると結構時間がかかります。

一人暮らしの生活費が20万/月とすると年360万円

収入から差し引くと残240万円となります。

途中で結婚などもしており支出は増えていきます。

もしも返済していく、となると奨学金の返済が9年ですし同じ程度かかるかと思います。

結語

ウナギ焼き職人の言葉に「串打ち3年 裂き8年 焼き一生」という言葉があります。

大成するのにそれだけ時間がかかるんだ、という話です。

医師の世界もまさにそれです。

医師になるまでには、莫大な学費と長い年月がかかります

そして医師になってからも、学びが終わることはありません。

国家試験に受かっても、そこがゴールではなくスタート。

一人前になるには、技術も心も時間をかけて磨き続ける必要があります。

医師の給料が高いかどうか。

それは、立ち続ける覚悟の重みと比例しているのかもしれません。

それではお大事にどうぞ

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